第322回 北京・香廠路(その3) ―東端の宮門口饅头(頭)舗まで―
今回は、新明大戯院(新明劇場)旧跡・香廠路小学をあとに香廠路東端の宮門口饅头(頭)舗まで進みます。
写真は、香廠路と南北方向に走る仁寿路が交わる地点から香廠路東方向を撮ったもの。
撮影2024年10月上旬(以下、断りのない限り同)

この区間はちょっとした商店街になっており、東端の本格的な商店街・留学路に繋がっています。
どんなお店があるのか、ざっとご紹介させていただきます。
まずは北側。
配钥匙(ペイ ヤオシ/カギづくり)と蔬菜(シューツァイ/野菜)


南側にペット用品を扱うお店がありました。
久而久寵物店(ジウアルジウ チョンウーディエン)

こちらは魚介類を扱うお店。
入口に「活魚、活虾(エビ)」、「正常営業」と見られますが、この時はカギが掛かっていました。

お隣は、果物屋さん。

南側に、中華レストランがありました。
(福腾香)
大餡水餃(中身のたっぷりな水餃子)
酱骨头(東北地方の伝統名菜)
家常菜(家庭でも簡単に作れるような料理)
住所は香廠路2号

お次は、北側に戻り、「都市風電動車」の看板が眩しいお店。
電動車とはあるものの、電動車の姿が微塵もありません、皆無・・・!?
軒先には、なぜかバスタオルが干してあった。

やはり北側のお店。
左側
新世紀って、こういうネーミング、けっこう好きかも。
「新世紀豆業」豆腐・豆浆(ドウジャン/豆乳)を提供するお店。
このお店の品物は、スーパーのものとは違い、現場製作が売り。
口に運ぶと、豆腐の香りと味が濃厚。
右側
そのお隣は、「清真 圣(聖)天牛羊肉店」
回族(イスラム教徒)のお店です。

手前、
宮門口包子、水餃(水餃子)
奥は、
宮門口饅头(頭)舗―創始人店―

いつ通りかかっても行列の出来ているお店。
宮門口饅头(頭)舗―創始人店―
御奨めは?
と、訊かれても困ります。
昔、北京の初めて入った庶民的な小さな食堂で、店の若い女の子とこんなやりとりをしたことがありました。
わたし、メニューを見ながら訊いてみた。
「うーん、なにがおいしいの・・・?」
すると笑顔の似合う、眼を輝かせたその女の子が、わたしの顔をじっと見つめながら「みんなおいしいよ」と返してくれました。
わたしは、この一言でこの店がすっかり気に入ってしまった。わたしがいつの間にか忘れていた何か大切なことを店の若い女の子が、教えてくれたような気がしたからでしょうか。そして、その時以来、食べ物に序列をつけるようなことは控えるようになりました。

宮門口饅头(頭)舗―創始人店―
住所・香廠路1号
御奨めは?
みんなおいしいよ。😋

宮門口饅头(頭)舗―創始人店―(香廠路1号)は、留学路沿いの東端にある。
🔳次に、10年ほど前の香廠路の町並みの様子をどうぞ。
次の写真は、今から10年ほど前の2014年4月に香廠路の北側の町並みの一部を撮ったもの。
店舗が並んでいるのは今と変わりませんが、店から品物が歩道上にあふれ、町並みが現在と違い雑然としていました。それに引きかえ今はずいぶん整理整頓されていますね。

次の写真も、やはり2014年4月に香廠路の留学路寄りの位置から西方向を撮ったもの。

今回は、ここまでです。大変お粗末様でした。