細い路地がうねうねとつづく青風夹道。 前回は、ここにかつて火神廟があり、火神廟が火災予防のための廟宇であったことについて書きました。 今回はまず、やはり火災と関係の深い、旧北京に存在した、民間の自衛組織・結社の一端に触れてみました。 【旧北京における自衛組織】 その名称は、たとえば公議水会、同善水... 続きをみる
2019年10月のブログ記事
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今回ご覧いただきますのは「青風夹道(Qingfeng jiadao/チンフォンジアダオ)」。 当日は大柵欄西街沿い小力胡同内の東出入口から入りました。 胡同内に取り付けられた案内板や胡同関係の本によりますと、この胡同の名称は清の時代「火神廟夹道」。胡同内に「火神廟」があっ たのがその由来になってい... 続きをみる
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朱家胡同南端から東方向を見た景色。 炎のような赤い花 サルビア。 サルビアの蔭にちょこんと置かれた幼児用の二足の小さな靴。 サルビアの花言葉。 家族愛、燃ゆる思い、知恵、全て良し。 少し南へ行くと気になる建物がありました。 こちらは朱家胡同16号院。 玄関内をほんの少し行ったところで右手に突然階段... 続きをみる