第291回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その4 ―再び、南班と北班、それぞれの妓女たち― 附・ちょいと大柵欄
「我看着 你呢 !」 あなたを見てるよー! 女の子のイラストを見つけた。 場面によって色々な意味をになうフレーズですが、女の子のイラストが貼られていたのは、こちら、王皮胡同39号院。 店舗のようですが、当日はシャッターが下りていました。 わたしも思わずつたない中国語で「我也看着 你呢 !(わたし... 続きをみる
会館のブログ記事
会館(ムラゴンブログ全体)第291回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その4 ―再び、南班と北班、それぞれの妓女たち― 附・ちょいと大柵欄
「我看着 你呢 !」 あなたを見てるよー! 女の子のイラストを見つけた。 場面によって色々な意味をになうフレーズですが、女の子のイラストが貼られていたのは、こちら、王皮胡同39号院。 店舗のようですが、当日はシャッターが下りていました。 わたしも思わずつたない中国語で「我也看着 你呢 !(わたし... 続きをみる
第271回 胡同回憶・蘇州胡同(その5) 附・終戦期の北京一景
いよいよ蘇州胡同も残りわずか。 今回もいろいろなお宝に出会えますように・・・。 こちらは蘇州胡同52号 東隣に移動すると、看板が玄関内に置かれているのか妙に気になってしまった謎の「旅館」。これでは通りから見えづらいんじゃない? その名称のあまりのシンプルさも気になってしかたがない「旅館」という看板... 続きをみる
今回は西側の新開路胡同を歩きます。 奥の二階建ては64号。手前は64号-1 こちらは66号院。北向きのため窓が小さめに。 68号院。こちらは北向きのために窓がありません。 70号院。 72号院。 こちらは74号院。北側に窓がありません。 ご覧の通り春聯(門聯)が貼られています。 小さくて見えない... 続きをみる
新開路胡同(XinkailuHutong/シンカイルーフートン) 新開路胡同におじゃましたのは、2017年5月下旬。 この胡同は:当時、明陽国際中心というオフィスビルを間にはさむかたちで東西二本に分かれていて、当日は東側の東端からスタートしました。 地図① 青色の点線部が東側の新開路胡同で、当日ス... 続きをみる
福州館街(Fuzhouguanjie/フーヂョウグアンジエ) 藩家胡同につづいて福州館街を歩きました。2014年10月下旬。 再開発のため取り壊し中ということで住民の姿をほとんど見かけることのなかった米市胡同、保安寺街、そしてやはり同じ状態だった藩家胡同と歩いて来たわけですが、だからこそでしょうか... 続きをみる
藩家胡同(PanjiaHutong/パンジアフートン) 保安寺街につづけて藩家胡同におじゃましました。 2014年10月下旬。 下の写真の右側の建物に「1号 藩家胡同臨建」という住所表示が貼られていました。 正式の「1号院」ではありませんがスタートはここから。 上の写真「1号 藩家胡同臨建」という... 続きをみる
今から8年ほど前の2014年の10月中旬、地元の胡同に暮らしている中国の知人からたまたまこんな情報がありました。 「保安寺街、今も取り壊し中だけど、呉佩孚(ごはいふ)が暮らしていた旧居は壊されずに残っているんじゃないかな。」 保安寺街に呉佩孚が暮らしていた? 呉佩孚とは北洋軍閥の一人ですが、... 続きをみる
米市胡同(Mishi Hutong/ミーシフートン)。 明の時代、米糧を扱う市場があり、米市口と呼ばれる。 次の清の時代、米市胡同になり、現代までその名称が使われていました。 胡同会のメンバー(私をいれ)4人で米市胡同にお邪魔したのは2012年8月26日のこと。 集合場所は地下鉄4号線「菜市口駅C... 続きをみる