第289回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その2 ―愛満千家年年好―
胡同を歩いていると門簪(もんさん)の上にお目出度い文字の書かれているのに出会うことがある。こちらは「平安」と書かれた門簪。 門簪にはお目出度い言葉のほかに吉祥を示す植物などが描かれたり彫られたりしていることもあり、この文字や植物模様を見て歩くだけでも楽しい。もちろん、文字や模様に胡同に暮らす人々の... 続きをみる
第289回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その2 ―愛満千家年年好―
胡同を歩いていると門簪(もんさん)の上にお目出度い文字の書かれているのに出会うことがある。こちらは「平安」と書かれた門簪。 門簪にはお目出度い言葉のほかに吉祥を示す植物などが描かれたり彫られたりしていることもあり、この文字や植物模様を見て歩くだけでも楽しい。もちろん、文字や模様に胡同に暮らす人々の... 続きをみる
第288回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その1 ―胡同で后稷に出遭った。―
王皮胡同(Wangpi Hutong/ワンピーフートン) 当日は糧食店街沿いの東出入り口からスタート。 2023年1月31日のことでした。 下の地図の赤い矢印がスタート地点。 ゴールは、煤市街沿いの西出入り口。 ちなみに王皮胡同の北側にある繁華街、大柵欄の様子は下の写真の如し。 大柵欄街の西口 大... 続きをみる
第287回 胡同回憶・三源胡同(その2) 改訂版 ―附・1930年代・40年代の三元庵にあった日本関係の店舗―
前回からだいぶ間隔があいてしましましたが、今回は前回の続きになっております。おつきあいいただけましたなら嬉しいです。 昔、この旅館に矢印といういたってシンプルな看板の裏側(北側)一帯に「三元庵」という 名のお寺(尼寺)のあったことは前回紹介させていただきました。 かつてあった「三元庵」という寺廟が... 続きをみる